雨のあとには

1300HITのももさんのリクエスト。
ダグエリでエリーやきもち希望♪ということなんですが、やきもち・・・
やきもちですか?コレは・・・・。やきもちじゃない気がしてきた・・・。
っていうか『誤解だああ』みたいな(不明)
ここでも二人はすでに恋人という設定。
共演者にアイゼルとルイーゼさん

     


今日は雨だった。
もう梅雨だから。
でも、こんなに空が悲しがっているというのに。

エリーの心はどこか晴れていた。

コンコン

ドアをたたく音がする。
いつもはこんな時間、まだ眠たくて、うとうとして。
ぼんやりまなこで『ダレですかあ〜』なんて言ってしまうのに。

今日だけは違う。

あの人が、来る。

「おーい、まさかまだ寝てるんじゃねえだろうな(怒)」

エリーが急いでドアまで走っていって、ふと後ろを振り返る。
今日の為に、早起きして作った料理の数々。
決して見栄えは良くない・・・けど。

「おきてるわようっ」
「なんだ、だったら早く出ろ」

言い方はとげとげしいけど、声は笑ってる。

「・・・いらっしゃい♪」
「よお」

ダグラス、その人に
今日会える。


ダグラスは、エリーの開けたドアを片手で持って、中に入った。
「うお・・・」
そして、さっそくテーブルに並んだ手作り料理に・・・

「なんだあ?このゴミ・・・」

なにを勘違いしているんだーー(心の叫び)

「違うわよおっ、料理〜っ。て・づ・く・り・料理っ」
「え」

ダグラスは恐る恐る進み寄って、そのゴミ・・・と間違えたぶつをまじまじと見る。

「・・・いや・・・ゴミだろう」
「ひっどおおーいっ、これでもけっこうかかったのに」
無論、かかったのは時間だが。

「まあ、お前がどうしてもって言うんなら・・・食べてやってもいいけどよ」
「どうしてもって言わなくても食べてっ」

強い口調のエリーにおされて、ダグラスは静かにいすに座った。

「う・・・頂きます」
「どうぞ♪」

まるでゲテモノ料理を食べるように、恐る恐る料理を口に運ぶダグラス。

「ん・・・」
「・・ど、どお」
「んうーーん。」
「ダグラス?」
「こ、これは」
突然ダグラスは、パッと明るい顔をした。
「何っ?」
「まずい」
「え」
一瞬だけ声が裏返るエリー。
「ま、まずいの!?どこがっ」
「・・・冗談だよ」

そして、まだ食べかけの、そのフォークをエリーに突き出す。
「味見してねえの?」
「え!?これ・・・た、食べろってこと?」
ダグラスは無言でうなずく。
「・・・で、でもこれって間接キ・・・」
「うるせえっ。早く食べろっ///」

言葉をさえぎって、さらにグイとフォークを近づけるダグラス。

「わ、わかったわようっ、・・・食べます」
「お前、その様子だと自分でも自信がなかったって感じだな・・・そんなものを俺に食わせようと
は・・・」

エリーは仕方なく、突き出されたフォークを口に運ぶ。
と。

「・・・お、美味しい・・・・」
「だろ?」
「・・・のかな?」

ガクゥゥッ。

「お前なあああ」
「だだだって〜・・・いまいち自信がないんだもん。調合でアイテムを作るなら得意だけど・・・・」

エリーは下を向いてつぶやくようにして、そう言う。

「・・・うまいよコレ。」
「え?」
「美味しいって、言ってんだよ!だ、だから、その・・・そんな顔するなよ」

「ダグラス・・・」
エリーはにわかに顔をほころばせて言った。

「ありがとう!」

「う・・・・///。ま、まあいいっ、食うぞ!」
「うん」

スナオな反応に少し照れながら、ダグラスは夢中になってエリーの料理を食べる。
その様子を見て、エリーはどこか幸せな気分になるのだった。

(ねえ、もしも私たちが結婚したら・・・こんな感じになるのかな?)

はっ!

エリーは考えてからボッと顔を赤くして、両手でおさえた。

(私ったら何を・・・・!えっ、エルフィール、何考えてるのっ)

確かにダグラスのことは好きだけど、結婚だなんて考えたことないし・・・・

「おい、エリー、おかわりあるか?」
「えっ?あ、うん、ある・・・」

と、差し出されたスープのお皿を受け取って・・・。

(うわうわ、なんかこれじゃあ新婚さんみたいだあ〜・・・)

ますます頭の中がパニくってきたエリー。

と、その時だった。

バタン

「・・・・・?」
スープを注いだお皿をダグラスに渡した瞬間、ふとドアが開いた。
「すいませ〜ん・・・今日はお休みなんですけど・・・看板・・」
お客さんと判断したエリーは、テーブルの上にお皿を置いてドアに向かう。
しかし、返事はない。
「・・・・なんだ?」
ダグラスも尋常でない雰囲気に、後ろを振り返る。

「こ、こんにちは・・・」
その声はどこかで聞いたことのある・・・・

「ルイーゼさん!?」

そう。アカデミーのお姉さん、ルイーゼさんだったのだ。

「エルフィールさん・・・よかった、・・・ここで合っていたのね」
「は、はい?確かに私の工房ですけど・・・」

そう言ってエリーはルイーゼの肩に触れる。
「ルイーゼさん!!!・・・びしょぬれじゃないですかっ!」

すると、ルイーゼは小さく微笑んでいった。
「うん・・・そうなのよ、・・・どうしてかしら〜・・・、イングリド先生にこれを渡すように頼まれたんだ
けど、・・・道にまよっちゃって・・・」

そういうと、エリーに小包を渡し、バタと床に倒れこんでしまった。

「ルイーゼさんっ、ルイーゼさんっ!?・・・」
「おいっ、どうしたんだよ・・・その人?」
「ダグラスう・・・どうしよう、この人ね、アカデミーの、アカデミーの売店のお姉さんなの」
エリーは突然の出来事にかなり戸惑っている様子だった。
「とりあえず、お前が落ち着け。・・・二階のベッドに運ぶぞっ」
「う、・・・・」
「大丈夫だって!・・・どれ・・・・熱を出してるな」
「ね、熱・・・」
「そう。ほれ、運ぶぞ」

それでも呆然と立ちつくすエリーに、ダグラスはため息をついて言う。
「どうせお前のことだから色々と世話になってんだろ?その人を助けないでどうするんだよ、早
く」

ダグラスはぐいとエリーの手を引く。

「行くぞ」
「うん」

やっとわれに戻ったのか、エリーははっきりとした返事をした。

(ルイーゼさん・・・)


外では、まだ雨が降り続いている。

そして、二人はルイーゼさんを二階に運び、ベッドに寝かせた。
「これで・・・大丈夫かな。寒くないかな」
「うん、大丈夫だろ・・・あとは」
「え?」
「お前の錬金術の力を信じて・・・・と」
「え?え?」

ワケがわからなくなって戸惑うエリーに、ダグラスは言う。
「錬金術!カゼ薬くらいあるんだろ?」
「・・・・あっ。そうか」

今思い出したというふうに言うエリー。

「お前なあ・・・仮にも錬金術士なんだろ?」
「う、うん」
「だったら早く使ってやれよ。・・・な?俺はここで待ってるから」
「で、でも時間かかっちゃうかもしれないよ・・・?」
「・・・は?」
「だって、作り置きして無いもん」
「・・・・ストック無いのか?」
「うん」
「・・・・」
ダグラスは、うーーんと唸りながら、しばらく考え込んだ。
「お前の力を借りたいところだが、今はそんな状況じゃないってことか」

その隣で、ルイーゼさんは苦しそうに顔をゆがめている。
時間をかけているわけにはいかない。

「じゃあ俺、ちょっくら薬買ってくるわ」
「えっ、ダグラス・・・」
「仕方ないもんなー・・・」

そう言って身支度をしようとするダグラスを、エリーは袖をつかんで止めた。

「ま、待って!あたしが行く」
「お前が・・?こんな雨の中、危険だ」
「ううん、いいっ。・・・アカデミーに行って先生に・・・薬もらってくる。」

袖をつかんだ手に力がこもる。

「・・・わかった、多分止めても聞かないだろうから、・・・行けよ」
「うん・・・!」

エリーはつかんでいた手を離して、素早く身支度をした。
「じゃあ行ってくるから!」

ダグラスはエリーの後姿を見送りながら、ふたたびルイーゼさんに目を向ける。

「大丈夫かな・・・・アイツ」
「だ・・・・ダグラス・・・さん・・・」
「ん」

ふと見ると、ルイーゼさんが目をうっすらと開けてこっちを見ているのがわかった。

「ええと、ルイーゼ・・・・さん?今エリーが薬をもらいに行っていますから」
「・・・ありがとう・・・ございます・・・・ごめんなさい。・・・」

「いえ・・・」
「わたし・・・昔から体が弱いみたいなの。・・・・わかってたのに・・無茶しちゃったわ」
「・・・・」
「ねえ」
「はい?」
「騎士さんって・・・やっぱり訓練とか・・・するの?」

熱を出している割にはずいぶんと余裕なしゃべり方ができる人だな・・・とダグラスは思った。

「訓練・・・しますよ。もちろん。・・・でも最近はもっぱら実践ばかりですが・・・」
「そう・・・なの・・・実はね・・・私」


はあっ・・・はあっ

エリーは雨の中、カサもささずに外を走っていた。
自分でも失敗だったと思う。雨の中を歩いて、ルイーゼさんは熱を出してしまったのに、今度は
自分が同じことをしている。

  そういえば私も体・・・弱かったんだ。

よみがえる昔の記憶。
マルローネさんに救われた、あの日のこと。
自分には、まだエリキシル剤を作れる力はない。
だけどルイーゼさんを救いたい・・・・

救いたいの・・・・

アカデミーは驚くほど静かだった。
中に入って、売店を見ると、そこには『準備中』の文字が書かれた立て板がある。

早くしなくちゃ・・・・!

エリーは早足で階段を駆け上り、イングリド先生の部屋の前に立つ。

「先生っ、先生〜っっ」

ドンドンドンとドアをたたく。
今の時間はまだ7時。休日だ。まさか・・・・・

「先生っ、起きてください、先生〜っっ」

それでも中から返答は無い。

「お願いします!先生っ、返事してくださいっ」

もう必死になってドアをたたく。しかしやっぱり返事が来ない。

・・・どうしよう・・・・

エリーは途方にくれ、その場にたちすくんだ。

早く帰らなくちゃいけないのに・・・・先生・・・・

「あら、エルフィールじゃない」

突然曲がり角のほうから声がして・・・・
声のした方角を見ると、そこにはアイゼルが立っていた。

「アイゼルっ・・・」



ダグラスは一階に降りると、タオルを探し、桶に水を入れて上に上った。
「・・・看病ってあまりしたことないんだよなあ・・・」

とりあえず、タオルを水につけて絞り、たたんでルイーゼさんのひたいに置く。

「・・・・あ。・・・気持ちいい、ありがとう・・・・」
「いえ・・・」

二人の間に流れる沈黙。

(やりずれえ・・・・今まで話したことも無かった人と二人きり)

「ねえ、私・・・さっきいいかけたことあったでしょ?・・・・あのね・・・・」
「はい」
「・・・・まだアカデミーの生徒だった頃・・・・付き合っていた騎士さんがいたの。
・・・、ね、なんだか似ているでしょ」
「え・・・?」
「もう知ってるんだから・・・二人のこと。ふふふ・・・・よくエルフィールさんに聞くのよ・・・」

ダグラスはうっ、と一言漏らした。

「あ、アイツ・・・///」
「ふふ・・・・それでね、なんだか・・・二人を見てて思い出しちやったの・・・・その騎士さんね・・・
ある日旅に出て・・・それっきり。生きているかも解らない。『帰ってくる』って約束したの
に。・・・・・・」

少しだけなみだ目で・・・ルイーゼさんは話してくれた。

「あなたも、・・・エルフィールさんのこと、好きなら・・・・そばにいてあげて・・・・、」
「・・・・」
「ふふ・・・・初対面の人に言うことじゃないわね・・・・気を悪くしたらごめんなさい」
「いえ・・・」
「私みたいに・・・なって欲しくないの・・・」

と、ルイーゼさんは突然せきこんだ。
あわててダグラスが身を乗り出して右肩をつかむ。

「大丈夫ですかっ!?・・・もう寝ていたほうが・・・」
「ごめんなさい・・・・大丈夫・・・」
「・・・・」
ダグラスはルイーゼさんの肩をつかんだまま、考えていた。

自分はどうなんだ?
自分もいつか・・・この町から離れるときが来るのか?
冒険者ではないから、国の命令でどこかへ行かねばならない・・・
そんなときがくるのか?

そのとき・・・エリーはどう思うだろう。
このルイーゼさんのように、きっと・・・悲しい思いをして・・・・。

悲しませることだけはしたくない・・・・
そばにいてやりたい・・・・

エリーが・・・好きだから。
愛しい人だから。



はあっ、・・・・はっ
エリーはどんどん強くなる雨の中を走り続けていた。

目の前は霧でぼんやりしている。
それでも・・・・

見えた!工房のドアだっ。

エリーは強い力でドアノブを回し、中に入る。

そして、そのまま鍵を閉めずに階段に向かい、駆け上る。
やがて―――

「ルイーゼさんっ、アイゼルに特効薬もらってきま・・・・・」

エリーは言葉を遮断してから、目の前に広がった景色を見て、呆然とした。

ダグラス・・・?

それは、ダグラスがルイーゼさんの肩をつかんだまま、二人で見詰め合っているという光景だ
った。

冷静になれば看病をしているということくらい、容易に理解できたはずだったが、
そのときの慌てていたエルフィールには、まるで違うふうに見えた。

「ダグラス・・・どうして・・・」
「お。エリー、おかえり」

しかし、ダグラスの様子は、いたって普通である。
立ちすくんでいるエリーのほうに歩み寄り、話しかける。

「お前・・・びしょぬれじゃないか。どうしたっていうんだ・・・傘は」

そう言ってダグラスはエリーの方に手をやる。

―――――!!!!

エリーはその手がさっき、別の女の人の肩に乗せられていたことを思い出した。

ぱしっ

「・・・エリー」
気づくとエリーはダグラスの手を振り払い、特効薬を押し付けて、階段を下りていた。

「エリーっ!?どうしたんだよっ」

ワケがわからなくなったダグラスは、追いかけようとして後ろを振り返った。
ルイーゼさんが上半身だけ起こし、微笑んでいる。

「ふふ・・・勘違い、されちゃったわね・・・・・。いいよ、・・・・わたし、それ飲んでおく」
「・・・でも・・・」
「いいから」

ダグラスは、強い口調のルイーゼさんに背中を押されたように、ドアを開けた。

「じゃあ・・・ごめんなさい。俺、行ってきます!」
「・・・・ちゃんと、誤解・・・といてあげてね・・・」
ルイーゼさんはそう一言言うと、ふたたび体を寝かせた。
「私も・・・・あの人を追いかけていたら、今頃は・・・・」


外の雨が、少しずつゆるんでいく。


エリーは工房の裏側で、一人立っていた。

(・・・あたし、絶対バカだよね・・・)

看病していたに決まってるじゃない・・・ダグラスのこと、信じなきゃダメじゃない。
なのに・・・どうしてとっさにあんなことしちゃったんだろう・・・・・・。

でも、ダグラスがルイーゼさんに優しくしているのを見るの、なんだかすごくつらい。
こんなの考えたこと無かった。
いつもダグラスは私の隣にいたから。
別の人と話しているのが、想像しにくかったから。

もしかして私・・・・
やきもちやいてるのかな?

当たり前のことに、やきもちやいてるの?

ダグラスだって女の人と話すよ。
優しくだってするよ。
でなきゃ私、ダグラスと恋人になったりなんかしない。

なのに・・・その気持ちが大きすぎるから、こんなふうになっちゃうの?

ダグラスは私がノルディスやルーウェンさんと話していても何も感じないの?

・・・・どっちにしろ、今の私は・・・
最悪だよね。

「うん。そうだな」
「!」
心の中で考えていたことに返事をされて、ふと顔を上げる。
そこには・・・

「お前の独り言って、でかいよな」

ダグラスがいた。

「き、聞いてたの・・・・?」
「違う。聞こえてたんだよっ。心配になって出てきてみたらイキナリぶつぶつぶつと・・・」
「うっ・・・どこから聞いてたの」
「うーん。『私ってバカだよね』・・・」
「はゃああ」

それってほとんど全部じゃない〜っ///

「も、もう忘れてっ、今のことっっ、あのっ」
「忘れられたら・・・苦労しないよな」
「・・・え?」
「俺・・・お前の気持ち、何も言わないから、正直言ってわからなかったんだけどよ」
「そ、それは私のせりふだよ・・・」
「・・・その前に言っておくけど、俺、お前が酒場で色んな男と話してンのを見るの・・・ちよっとイ
ヤなんだぜ」
「・・・・えっ」
「・・・そ、その///だから〜」
「・・・・・」
「俺にとってはお前以外の女なんて・・・そのなんだ///」
「・・・・・・ぷっ」
「な、なんだよっ」
「あはははは」

すっかり雨もあがった通りを、エリーが走り出す。
「お前なあ〜っっっ」
そして、ダグラスがまるでいじめっ子のように、エリーを追いかける。
「よっと」
「うわあっ」
やがてダグラスがエリーを後ろから抱くようにしてつかまえる。
「もう、離さないからな〜・・・笑った理由を言え〜」
「だってさ、・・・二人して同じこと考えてたんだから、そんな心配、いらなかったん
だなあって思って」
「・・・・・そうだよ。だからお前・・・余計なやきもちなんて焼くんじゃねえぞ・・・・」
「ダグラスこそ・・・」

そしてダグラスはエリーの肩を自分のほうに向かせ、強く抱いた後、軽くキスをする。

「まあ、これで許してくれ」
「・・・うん・・///」

二人が空を見上げると・・・きれいな虹がかかっていた。



+++後日談+++

「エリー、ちよっと」
「あ、アイゼル〜」
「『あ、アイゼル〜』じゃないわよっ、この前の特効薬返してもらうわよっ」
「えっ、あれ?ああ・・・この前はありがとう。助かったよお」
「じゃ無くて!」
「あの〜あれ、全部飲んじゃいましたあ」
そう言ったのは無論エリーではない。
「へっ?・・・ルイーゼさん?」
「はい〜ありがとうございましたー。おかげで元気になりましたー」
「あっ、はい。・・・・・」

アイゼルのさっまでの勢いはドコへやら。
ルイーゼさんのペースにはだれもが巻き込まれてしまうのであった。


おわり☆





      やっと終わったよ。帰ろう。        あとがきもあるのか〜。



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